「コーヒーを売っている」と言うと、『へえ、どんなお店?』と聞かれます。お店はないんです。

DOUBLE COFFEEは、福岡在住の筆者が、ベトナムから仕入れたフレーバーコーヒーをオンラインで届けているブランドです。

「なぜベトナムなのか」と聞かれると

最初に飲んで好きになったから、というのが一番大きい。あの独特の濃さと、香りの強さが、何か引っかかったんです。理由を後から作ることもできるけど、最初の「好き」は嘘をつかないと思っています。

福岡からベトナムは、意外に近い

福岡に住んでいると、「ベトナムが近い」と感じます。直行便で約5時間。東京からよりも近い。アジアが身近な街で、アジアの飲み物を扱っていることが、ちょっと必然みたいで好きです。

ベトナムに行くたびに、コーヒーを飲む時間を大事にしているのを感じます。路地の小さなプラスチックの椅子に座って、誰もがゆっくりコーヒーを飲んでいる。急いでいない。スマホを見ていない人も多い。日本でもそういう時間を、一杯のコーヒーから作れたらと思って、続けています。

仕入れの話

コーヒーをベトナムから仕入れているというと「どうやって?」と聞かれます。メーカーと直接つながって、ロットで注文して、税関を通して、届いたら発送する。書くと簡単だけど、最初は手続きの意味が全然わからなかった。わからないことをひとつずつ調べながら続けていると、いつの間にか当たり前になっている。それが小さいビジネスの面白さだと思います。

無店舗でやる理由

「せっかくだからお店を持てばいいのに」と言われることがあります。実際にお店を持ったこともあります。でも今のところ、「場所を持たない」ことが選んでいる人の間口を広げている気もしています。福岡にいる私が、北海道の人にも届けられる。お店じゃできないことが、ECならできます。

届いた人の感想が、いちばん大事

オンラインで販売をしていると、どんな人が買ってくれているのかわかりません。レビューを読んで「ああ、この人の朝に届いたんだな」と思うことがある。顔も名前も知らないけど、香りだけは共有している。無店舗だからこそ、届いた人の感想がすごく大事に感じます。

レビューで「毎朝これを飲むのが楽しみになりました」と書いてもらえたとき、「香りを届ける」という言葉を使っているけど、届いているのは香りだけじゃないのかもしれない、と思いました。

個人でやっている、ということ

個人でビジネスをやっていると、全部が自分の決断です。何を仕入れるか、どう見せるか、いつ休むか。誰かに相談できることもあるけど、最終的には自分が決める。その責任が重いときもあるし、自由でいいと思うときもある。

「まだやりたいか」と自分に聞いて、やりたいと思えている間は続けようと決めています。「やめない理由」よりも「まだやりたい理由」の方が、強い。


参考

  1. JTB「ベトナムの歴史とともに学ぶベトナムコーヒーの飲み方」/ Vetter「ベトナムはカフェ天国!?」/ ポステ「ベトナムコーヒー完全ガイド」(2026年版):ベトナムのコーヒー文化の背景
  2. 本文中の体験・ビジネス描写はすべてDOUBLE COFFEEブランドの実体験に基づく

よくある質問

Q. DOUBLE COFFEEはどこで購入できますか?

A. オンラインショップ(BASE)から全国に発送しています。福岡在住ですが北海道から沖縄まで届けられるのがECの良さです。

Q. ベトナムから直接仕入れているのですか?

A. はい、ベトナムの提携先と直接つながり、現地で豆の選定・焙煎・フレーバー付与を行っています。輸入・税関手続きを経て日本に届けています。

Q. 砂糖・甘味料は使っていないのですか?

A. はい。ドゥーブルコーヒーは全商品砂糖・甘味料不使用です。豆にフレーバーオイルをなじませることで、甘い香りをブラックのままで楽しめるようにしています。